よく「貧乏暇なし」などと言ったりしますが、この意味は、
貧乏をしていると生活に追われて朝から晩まで働かなければならず、
ほかのことをする余裕がないということだそうです。
確かにそうなのですが、私は逆だと思います。
忙しいから貧乏になる。
「忙しい」という感じは、その字のごとく、
心を亡くすと書きます。
余裕がないから、心も貧しくなる。
ストレスだらけになり、
自分を満たしてあげるためにお金を使う。
たばこ、お酒、コーヒー、美味しい食べ物、マッサージ、旅行 など
そういったものに費やしてしまう。
そして余裕がなく、心も貧しいから、人に優しくできない。
結果、自分のしたことは自分に返ってくる。
心が貧しい人は、もらうことしか考えなくなります。
でも、この世は与えたものが返ってくる世界なんです。
嫌なことをすれば嫌なことが返ってくる。
負の連鎖が続くわけです。
では、豊かになるにはどうしたらいいのでしょう?
豊かな人ってどんな感じですか?
ゆとりがありますよね。
まずは心のゆとりだと思います。
なぜならお金のゆとりを生むよりも、
心のゆとりのほうがすぐできることだからです。
そうは言ったって生活が・・・
と思うかもしれません。
ですが、ゆっくりすることで、ストレスもなくなり、
余計な浪費もなくなります。
そして、自分にとって本当に必要なものにしかお金を使わなくなります。
必要のない交際費、体に悪いもの、
そんなものは本来あなたには必要のないものです。
生活がシンプルになります。
そして少しずつ余裕ができることで人に優しくできます。
与えたものは受け取るもの。
あなたが人に優しくした分、どこからか返ってくるでしょう。
そしてあなたが笑顔になり、まわりも笑顔になる。
そして笑顔になった誰かがまた他の人を笑顔にする。
幸せの連鎖です。
あなたが幸せでいることがみんなにとっての幸せ。
お金はその後についてくるもの。
心を亡くした生活を送るのではなく、
まずはゆっくり過ごすことから始めてみませんか?